会員の山行 第375号

【2016年07月24日/飯豊町:天狗山/井上邦彦調査】

 この山は1991年発行「山形50名山」や1993年発行「山形県の山」に掲載されている(2005年版山形県の山では削除)。しかしネットで調べると道が不明で途中敗退の文字があったので足を向けないでいた。ところが近くを通った時に天狗山の幟旗が沢山はためいていた。飯豊町観光協会のHP(http://www.iikanjini.com/tozan.html)には飯豊山と並んで天狗山の登山ガイドが掲載されている。このHPには例大祭が7月23日(木)とあるが、今年の23日は土曜日、もしかしたら2015年のデータなのかもしれない。ともあれ、例大祭というからには登山道が整備されている可能性があると考えた。
 おそらく本来の道は荒尾沢集落(廃村)からなのだろうが、車道の分岐に「護摩堂→」の表示があったので、林道に入っていった。これが相当の悪路、普通車では通れそうもない。林道の終点にあった標識に従い歩き始めたが、あっけなく山頂に到着した。
 09:47林道終点発、護摩堂まで作業車道があった。ブナのある急坂、尾根に登るとアカマツがあり、10:22-50山頂。11:12車に戻る。その後、荒尾沢にある本来の登山口にも立ち寄る。
今回のコース
登山道から山頂までのログ
林道終点から振り返る 左は作業用の車道
登山口の標識
すぐに護摩堂があった
ここからは祠などのオンパレード
護摩堂からの展望
護摩堂
書き足された「身体堅固」
すぐ下に水場があった
護摩堂から登る
大国神
小槌にセミの抜け殻
虚空蔵菩薩
さらに登る
稲荷大明神
文殊菩薩
道は歩きやすい
庚申様と山神様
半洞窟に祀っている
ロープで登る
御田神
山頂に到着
山頂からの展望
早いが昼食とした
山頂の奥に踏み跡があり、行ってみるとロープが下がっていた
雷権現 ここで道はなくなる
雷権現から山頂を見下ろす
足元に注意して戻る
山頂の祠には奉納された剣が沢山あった
下ります
水場
クルマユリが咲いていた
荒尾沢の登山口
ここにはトイレもあった

おわり