登山者情報344号

【1998年05月27〜29日/石転ビ沢〜ダイグラ尾根/鈴木継敏調査】
昨年よりの計画で何とか新潟・福島・山形より3局の参加により今山行を楽しむことが出来ました。
5月27日07:00飯豊山荘集合予定が、どういう訳か?小国山岳会事務局長高橋宅に集合となりました。新潟より参加、掛橋氏JF0BCR、福島より二瓶氏JL7VQO、そして山形より蔵王のJL7GZK鈴木の3名であります。5名分の食料嗜好品とのことで大きな荷になりそう!でもそこはトリオザ・フールが動き易い様に重い物は高橋宅へ。7時50分に出発、一路山荘へ。と思いきや公園管理人の藤田さんのお宅へ本年のご挨拶。9時15分頃山荘ゲート着。最後のパツキング。とそんな所へ二瓶氏の師である高貝さんの到着。又、又遅れそう。TV出演とのこと。大変。
何とか、9時37分出発。石転ビノ出合まで行くという男女6名の方が先行し、単独1名、他にも途中まで足を運ぶ人は多そう。 10:20うまい水、10:53梶川出合、11:44石転ビノ出合着。先行した方々と談笑しながらの移動であった。後から来るTVクルーと高貝さんの為に特製山菜ラーメン作り待つ!!(ここでは無線の力を充分にいかす)トリオザ・フールも特別出演。但しカメラは向いていたがテープはどうかな?13:14石転ビノ出合発。14:11ホン石転ビ沢、15:22北股沢出合。16:10中ノ島より右岸に取り付く。通常のルートを外れ登り始める。
17:05梅花皮小屋着。急ぎ北股岳2,025mへ向け移動。カメラ、酒、コップ、つまみを持って。21:30 充分楽しんで下山。小屋での宴会。酒はたしか沢山あるはず。
5月28日。掃除も終わり、08:11小屋発。08:49梅花皮岳山頂。09:55烏帽子岳。昨年10月を思い出す。近藤君の御冥福を御祈りいたします。途中で垂直状に切れた雪を見つける。上から見るとナイフで切った状態。14:32御西小屋着。

白き峰(やま)、君抱かれし雄しき峰(みね)、一人先ず想い出を、君が優しかな、
吹く尾根五月雪解けに、峰に集いし岳人のほおに光る列雨かな
来る来る登山者(ひと)をいつの日も指先き示す君が想い、君示す先は優しき峰
十九才近藤誠一君へ JL7GZK

5月29日、御西小屋発06:30。玄山道分岐07:00、駒形山07:14、本山07:36。ここより大写真大会。 1,885m09:26。12:00休場の峰着。やっと花のダイグラを見れました。言葉が出ませんでした。沢山見れました。でも切歯の様な尾根はイヤダ。新潟より佐藤さんが急登の休場ノ峰まで缶ビールを持って来てくれました。途中で熊とも会ったらしく、楽しそうに話してくれました。15:10無事下山、奥川入の横山隆蔵氏が迎えに来てくれました。トリオザ・フールの愉快な楽しい山行はこれにて終わりです。