【2009年07月11日/足ノ松尾根〜頼母木小屋/井上邦彦調査】
昨年秋に立てられた標識の確認を兼ねて、EAGと二人で足の松尾根を登ることにした。乗合タクシーの始発が05:50なので、04:30自宅を出発し定刻前に奥胎内ヒュッテの駐車場に到着した。その時点で既にゲートに登山者が集まっていた。身支度を整えゲートに行くと、定刻前にタクシーは出発し、乗り切れない登山者がいた。戻ってきたタクシーにも全員は乗れず、結局3回目のタクシーで06:10に出発した。
06:20新しい標柱と標識の間にある階段を登って出発する。松の幹に「岩場足元注意」の標識の先で先行するパーティが苦戦していた。ロープが張られていたがむしろ邪魔になる感じだ。
07:04-13姫子ノ峰は以前、小玉川の熊狩りにとって大事なポイントであった。見上げる稜線は雲に覆われている。オオコメツツジが咲いている。
「岩場足元注意」の標識から急坂を下りきって、07:33鞍部の岩場を通過する。ここにもロープが張られていた。
07:45滝見場を通過、すぐ上07:47英三ノ峰の標柱が立てられていた。この標柱と「山と高原地図飯豊山」には乖離があるので、2010年版で直すこととしたい。
08:07昔ホースで引水していた場所は面影もない。ツルアリドウシ・ヤマツツジが咲いている。
08:18ヒドノ峰の標柱、右下は船窪地形になっている。08:23さらにもう一つピークを越えて、08:23水場分岐となる。標柱の他に図のある標識も設置されている。すぐ先の湿地(最低鞍部)から左に下る融雪跡があるが、登山道ではない。
08:30-41ブナ林に入った所で休憩を取る。ここは木陰で風通しも良く快適な場所だが、今日は休むと長袖が欲しくなる。
09:00森林限界を過ぎ、09:03イチジ峰の標柱となる。標柱のある所はどこも休憩に良いポイントになっている。トリアシショウマ・モミジカラマツ・タニウツギが咲いている。
09:27登山道のある左斜面が少しずつ崩壊しているので足場が悪い。09:47西ノ峰の標柱を過ぎると、ヒメサユリ・ヤマトウバナ・アナナカマドが咲いているが、EAGの速度が若干落ちてきた。
09:53稜線に出る。広場には大石山の標柱が立てられている。視界もないので、今日は頼母木小屋に向かうことにした。
風が出てきて草原が波打つ。ヒメサユリ(終)・ニッコウキスゲ(始)・ヨツバシオガマ・ハクサンチドリ・ウズラバハクサンチドリ・マルバシモツケ・エゾイブキトラノオ・ミヤマシシウド・ゴゼンタチバナが咲いている。ニッコウキスゲの蕾はわらび園のようで、この後の開花が楽しみである。
頼母木小屋でラーメンを食べ、管理人の高井さんと情報交換をして、11:57カッパを着て頼母木小屋を出発した。
12:27大石山を通過し、12:40-48カッパを脱ぐ。13:02イチジ峰、13:03ブナ林に入り、13:45-53滝見場で食事を取る。
14:07岩場を通過し、登り返す。14:23-29姫子ノ峰で振り返ると、頼母木小屋がかすかに見えた。15:00登山口に到着すると、ちょうど乗合タクシーの出発時刻であった。15:10奥胎内ヒュッテ駐車場に到着して今回の山行を終えた。
詳しくは昭文社「山と高原地図web page」の「コラム/2009年7月」をご覧ください |
乗合タクシー | |
登山口 | |
御用平 | |
いきなり急登 | |
岩場の標識 | |
岩場を通過する登山者 | |
姫子の峰に到着 | |
標識 | 標柱 |
急登 | |
ここから下り切った鞍部がいわば | |
稜線は雲の中 | |
岩場を過ぎて登り切ると標識 | |
滝見場の標柱 | |
滝を見下ろす | |
滝見場の標識 | |
滝見場から10m位すすむと英三ノ峰の標柱 | |
行く手を眺める | |
先に進む | |
階段工がなされていた | |
ヒドノ峰 | |
行く手を眺める | |
ヒドノ峰の次のピーク | |
下ると水場の分岐 | |
標識 | |
水場への道 | |
イチジ峰 1265m | |
崩れかけた登山道 | |
右手に落ちると危ない | |
丸太の階段 | |
西ノ峰 1525m | |
大石山 1562 稜線に出た | |
以前からあった標柱 | |
新しい標柱 | |
エゾイブキトラノオ | |
ニッコウキスゲ | |
風の中を進む | |
笹の花 | |
頼母木小屋管理人の高井さん |
続く⇒ |