登山者情報1,547号

【2012年06月03日/俎倉山/井上邦彦調査】

 朝日連峰の山開きから帰宅し、EAGと蒜場山に登ろうという話をしていたが、遅くなったので手頃な山ということで俎倉山に変更した。駐車場に着くと殆ど満車であるが、何とか止めることができた。みんな俎倉山に登るのかなと思ったら、加治川治水ダム方面がここで車両通行止めになっていた。結局、蒜場山には縁がなかったようである。
 10:20駐車場からゲートの脇を通って林道を僅かに進むと、左に看板があり、ここから登山道に入る。登山道脇には水路があり杉林の中を進む。やがて琴沢をへつるようになるが、雪で歩道が痛んでおり、灌木を掴んで通る所もあった。琴沢を渡渉する所には残雪があり、山菜採りの方がルートを探してうろうろしていた。左岸沿いの登山道はただでさえ良くないのだが、1箇所不安定な残雪が張り付いており、簡単な藪漕ぎを余儀なくされた。その後はカエルの合唱を聞きながら快適に進む。
 11:40-44お京平慰霊碑手前で水を汲む。その先から本格的な登りとなる。何人かの登山者とすれ違い、12:31俎倉山々頂に到着する。ここからいったん下り、簡単な岩場を越えて、12:38-13:07天狗の庭で昼食とする。
 展望を楽しんでいると遠雷が聞えてきたので、引き返すこととする。13:15山頂、13:43お京平を通過し、14:45駐車場に戻った。車に乗った途端に強い雨が降ってきた。天狗の庭から若干降った所で談笑していた方々は雨にあたったことだろう。

ヘツリに作られた丸太の歩道は折れていた
残雪が嫌らしく歩道を覆っていた
オオイワカガミ
チゴユリ
靴紐を結び直す
ユキツバキ
トリガタハンショウヅル と思う
カタバミ
オオバキスミレ
鉄筋の埋め込まれた登山道
芽生え
蒜場山が見えた
俎倉山々頂
天狗の庭を望む
天狗の庭に到着
天狗の庭から飯豊連峰
北股岳と烏帽子岳
加治川治水ダム
日本海
蒜場山
山頂を振り返る
この先にもスペースがあるらしく、談笑が聞えた
帰途 ホウノキ
トチ
ユキツバキの新芽は茶に似ている
モミジイチゴ
ツボスミレ
カタクリの実 葉は融けてなくなっている
ヤグルマソウ
過去の俎倉山
第1505号 2012年11月23日
第0876号 2004年12月04日

おわり