登山者情報1,815号
【2014年08月12日/川入〜御沢〜大滝/井上邦彦調査】
午前中時間ができたので、喜多方市川入にある大滝までの遊歩道を確認してきた。川入集落に車を置き、06:30自転車にまたがって出発する。昨年で流出した飯豊鉱泉脇の車道は、河川内に仮設道路が作られ、工事中であった。またキャンプ場手前の橋も応急処置がされていたが、既に隙間が空いていた。キャンプ場に取り残されていた車はなんとか脱出することができたようである。キャンプ場の管理棟に入ると、昨年の水害の時から時間が止まっているような感じであった。
下図P01が御沢である。P02の砂防ダムを越えると、風景は一変し一面川原が広がっており、赤くなった杉が痛々しい。所々に下がっている測量用テープと石に描かれた赤ペンキをたどっていったらP11で歩道に出た。なお転石のペンキは今後の出水で動くと思うので当てにしないほうが良いだろう。
ブナ林を過ぎてP03で沢に下ると橋が壊れていたので飛び石伝いに渡る。袂に測量ポールが立てられていたので、歩道の破損状況確認のためのものかと思った。左岸を進むと、P04で大きな岩に何かが書かれていたが、判読はできなかった。P05に倒れた標柱があり、眼下に長滝を見下ろす。P06で歩道が崩れており、樹の枝に掴まって通り過ぎる。すぐ先にも崩れている所があり、伸びた草で足元が見えないので、川原に降りた。転石がゴロゴロしている沢身を進むと、P07で転石がなくなりなくなって岩盤となり微かに赤ペンキの矢印が描かれていた。ここで歩道は終わりになっている。P08本流が大きく右に曲がるが、正面の小沢に入るとすぐ右手に急な歩道があるが、崩れかけている。今回は本流を進んで滝の近くまで行き、08:14引き返し、08:49御沢に戻った。
今回のコース |
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右の建物が飯豊鉱泉 |
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完全に流失した車道の修繕工事が始まっていた |
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途中の畑には蕎麦が蒔かれていた |
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キャンプ場手前の橋 |
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こちらから見ると通れそうだが |
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反対から見ると隙間が開いていた |
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時間が止まったような小沢キャンプ場 |
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メタカラコウ |
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御沢 |
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真っ直ぐが大滝に行く道 |
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砂防ダム |
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歩道はなくなり一面川原になっている |
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流失した橋の土台 |
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ブナ林を進む |
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大きなナメクジ 産卵をしているのだろうか |
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流失した橋 |
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文字の書かれている大きな岩 |
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左岸の歩道 |
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倒れた標柱 |
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長滝 |
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崩れた歩道 |
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崩壊地を振り返る |
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ここで本流は右折している |
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大滝を上から近づく行く歩道は傷んでいた |
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本流を進む |
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大滝 |
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おわり