8月4日は弥平四郎集落の奥である祓川駐車場に車を置き、松平峠経由で三国岳に行き、帰途は上ノ越から鏡山まで往復してから八ツ小屋尾根を下山した。新潟福島県境である疣岩山から鏡山までの間には、クマの痕跡がたくさん見られたので、2回に分けて報告する。
最初にクマ剥ぎ系、続いて鏡山の近くで観察した2箇所のクマ痕跡である。1箇所は登山道脇の朽ちた株を掘ったもの、もう1箇所は登山道を塞いでいた倒木を破壊したものである。
疣岩分岐の標柱にもクマに齧られた痕跡があった |
全て登山道脇で見られたクマ剥ぎである |
クマ剥ぎが契機となり幹が朽ち始めている。 |
上部まで剥ぎ取られている |
これもクマ剥ぎである |
これは昨年も報告した場所である |
一見すると新しいようだが、昨年の画像と比較してみるとほぼ同じであった。 |
2016年08月25日の画像(詳細は第2040号の2) |
枝折れなのだろうか? |
基本的なキタゴヨウに対するクマ剥ぎの形 |
右の2本ともクマ剥ぎが見られる |
そのうちの1本は樹洞が出来ている |
傾斜の下部側に作られたクマ剥ぎ |
これは下山してから弥平四郎集落近くの林道沿いで見かけたもの |
歯の跡が明瞭だ |
縦に歯で削っている |
比較的大きなクマだと思われる。 |
下に行くと歯の向きが変わるように思うのだが・・・ |
最後まで縦型の歯痕だった |
登山道の左脇に穴を掘った痕があった
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倒木の根の部分を掘ったようだ |
掘り出された木くずはまるでスズメバチの巣のようだった |
これは登山道を塞いでいた倒木。 |
倒木を縦に引き裂いている。 |
切断面には虫の痕が |
クマは夏期になると昆虫を食るようになる |
昆虫を1匹ずつ探すのでは、労働に対して割があわない たくさんいる所を狙う |
切断面は比較的新しい |
成虫だけでなく幼虫もこういう所を好むのではないだろうか |
倒木の木屑 |
左の部分だけが剥がされたようだ |