登山者情報第2,407号

  【2025年4月22日/倉手山/井上邦彦調査】

 大淵(天狗平・国民宿舎分岐)から先は頭上の雪塊の危険が高いので、梅花皮荘裏の吊り橋を渡った。梅花皮岩(国体の岩場)の雪塊は落ちてきたら逃げる段取りで通る。倉手山登山口から先、特にオフタガリから先(吹き付け)はリスクが高すぎる。
 朝は放射冷却でガリガリ、ピッケルを手にして慎重に登山口まで進む。登山口から尾根に取り付くと夏道が出ていたが、まもなく雪道と夏道が交互になる。790m峰から先は、部分的に夏道が露出していた。雪の斜面をキックステップで登り、山頂に到着した。山頂から下山する時、方向が分からなくなり、ジオグラフィカで確認して降った。
 時刻:06:01発-06:25倉手山登山口-06:47休憩06:59-07:34展望台07:42-790m峰08:02-08:44倉手山々頂09:03-09:28 790m峰09:36-09:57休憩10:08-10:27倉手山登山口-10:55車に戻る

今回の軌跡

泉岡集落から飯豊山と倉手山を望む

国民宿舎飯豊梅花皮荘
雪上サクラはまだ蕾だった

倉手山登山口から西俣峰を見上げる

この付近だけカタクリが咲いていた

所々登山道が雪で覆われている
夏道を確認しながら登る

展望台から倉手山々頂を見上げる

急な登りを終えると雪道の割合が多くなる

カモシカの足跡

黙々と登る

食べ散らかされた跡

夏道・雪道どちらでも歩ける

杁差岳が見えた

大境山と枯松山

遠く朝日連峰

790mを越えて山頂に向かう

杁差岳と西俣尾根

いったん降って登る

790m峰を振り返る

イワウチワが盛りになっていた

標高を上げて振り返る

マルバマンサク

枯松山と大境山

山頂の大展望を独り占め

梅花皮大滝遠望

石転ビ沢

飯豊山とダイグラ尾根

杁差岳

左が枯松山、右が大境山

下山する

ショウジョウバカマ一輪だけ咲いていた

昨年のブナの実の殻が落ちていた

マスタケの残骸

綻び始めました

梅花皮荘裏の吊り橋から
吊橋は数ヶ所破損しており、まもなく通行禁止になるかもしれない

大淵から先の雪塊
落ちてきたら避けようがない

梅花皮岩付近の雪塊

民宿奥川入

 ここに登山届箱を設置している
現時点では天狗平方面はリスクが高く、西俣尾根が一般的だ

マタギの館の観音様とオオヤマザクラ

長者原集落から枯松山を見上げる

参考:第2,310号(2023年4月23日)

参考:第2,259号(2022年4月30日)

参考:第2,209号(2021年4月24日)

おわり