登山者情報927号

【2005年07月09/石転ビ沢〜梶川尾根/齋藤弥輔調査】

4:30 山荘のゲートを出発、250m位行った所で林道に土砂が押出していて軽トラックがやっと通行できるかなという状態であり、そこから150mくらい行った所の曲り沢から土砂や流木などが林道をふさいでいた。4:50 梅花皮沢第四砂防堰堤を通過、うまい水5:20通過、5:50 梶川の出合に到着、先週と流れが変わっていて左岸を飛び石で通過する。今後水かさが減ってくれば高まきをしなくとも通れると思う。赤滝付近も先週よりも雪渓の崩壊が進んでおり、後、一週間もすれば雪渓は全部落ちるのではないかと想像される。6:15 石転び沢出合に到着する。先週のクレパスは幅が1m位に広がり、出合上部は大きく崩壊して穴が開き、梅花皮沢の水の流れがゴーゴーと聞こえている。石転びの出合と本石転びの出合の中間点付近もクレパスが5〜6本入っている。石転び沢の両岸はニッコウキスゲやヒメサユリが咲いている。
ホン石転び沢出合いは左岸側より幅が1m位で深い所で20mの深さのクレパスが入っていて、ほかにも5本位のクレパスがあり、今後気をつけて通らなければならなくなるだろう。8:10 北股出合に通過、中の島は200m位が出ており、花はシラネアオイとショウジョバカマくらいであった。9:00梅花皮小屋到着、関さんにお土産を渡して休憩しているとヘリが下見に飛んできて藤田さんが手を振っていった。今日はヘリで道標立てを行うことになっていた。
休んでいる時におかしな音がしたので目をやると北股岳の中腹から落石が発生し、中ノ島めがけて転がっていった、中ノ島付近を登るときは北股側を注意して登らなければならないと思う。
 10:00 梅花皮小屋を後にして北股岳に登り、一息をついているとまたヘリが飛んできて山頂に道標を下ろしていった。ここからは背負ってきた三脚を出してカメラをセットして写真撮影をしながら移動した。11:05問内小屋通過、11:40扇の地紙、ここで昼飯のおにぎりをほおばり休憩する。ケルンの下の所でニッコウキスゲとヒメサユリが見事に咲いていた。12:20 梶川峰ここでは道標立てにヘリで登ってきたR.IさんとS.Fさんが作業をしていた。小玉川中学校の先生の下見登山の一行4人とすれ違い12:50五郎清水に到着、水を補充し、一息ついて下山開始し13:18滝見場13:48湯沢峰、14:30山荘上のゲートに無事到着した。
 今回のコースで一人だけ花畑に入って弁当を広げている人がいて注意をさせてもららったが、気をつけたい行動の一つであり草花を大切にしてほしい。

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